2013年5月10日金曜日

店舗の料金体系を細かく設定する


利用する機能:[店舗運用設定]


お店のメニュー・料金設定を時間に合わせて切り替える機能です。


どうなるか:[料金体系を自由に設定できます]


  • 同じお店でも、昼と夜で提供するメニューや価格が変わることは珍しくありません。
  • この機能は、時間帯に合わせた料金体系を設定できます。
  • 名前は自由に設定でき、切り替えに要する手間もほとんどありません。

今まで以上に詳細な料金体系を設定することが出来ます。
Waiterにお店を合わせるのではなく、お店にWaiterを合わせます。


どうやって:[Waiter管理画面から行います]


[店舗]をクリックして店舗一覧を表示し、設定したい店舗をクリックします。


[店舗運用設定一覧]をクリックします。


新しく作る場合は、[新規追加]をクリックします。


名称を始めとする詳細を設定します。


消費税率を設定することが出来ますが、当然ながら5%で設定してください。

時間帯別追加料金種別
その時間帯における、値引・値増、割引・割増を選ぶことが出来ます。
[小計から計算]と[合計から計算]の2通りから選べます。この違いについては後述します。


テーブルチャージ
席そのものに定められた料金。Waiterでは1人当たりで計算されます。

サービス料
一般的に接客そのものに対する料金。Waiterでは1会計につき発生します。

滞在時間通知
各運用設定ごとに3つまで設定できます。例えば90分で設定したとして
この時間帯に入店された方を90分以内に取引完了にしなかった場合、端末に通知が行きます。


例えば食べ放題などのお店を運営するとして、1組90分といった時間制限を設けるとします。

この図の設定を例にとると、まずは70分を過ぎたときに端末通知がきます。
それを確認したスタッフがお客様に「お時間終了20分前です」と伝えることが出来ます。

そのまま90分経過するまでに取引が完了していなければ90分を過ぎたという通知がきます。
スタッフは「お時間になりましたので、お会計をお願いします」と促すことが出来ます。

上記のように、Waiterがこの時間管理をしてくれますので
スタッフがわざわざ計算したり、そのためのシステムを用意する必要がなくなります。


時間帯別追加料金の[小計から計算]と[合計から計算]の違い


登録する項目についての説明を踏まえ
先述の時間帯別追加料金の[小計から計算]と[合計から計算]の違いについて解説します。

具体的な違いは、それぞれの設定での計算順序がどうなるかという点です。


【小計から計算】する場合の計算順序

[小計(A)] × [時間帯追加料金]     =     [小計(B)]

[小計(B)] + [テーブルチャージ]    =     [合計(A)]

[合計(A)] × [サービス料]            =     [合計(B)]


【合計から計算】する場合の計算順序

[小計(A)] + [テーブルチャージ]    =     [小計(B)]

[小計(B)] × [サービス料]            =     [合計(A)]

[合計(A)] × [時間帯追加料金]    =      [合計(B)]


つまり
「テーブルチャージ・サービス料を加える前後のどちらで時間帯別追加料金を掛けるか」
ということです。文字通り、小計から計算するか合計から計算するかということです。

使い分け方について、おおよその例を挙げます。


  • テーブルチャージは一律で1人500円。深夜料金として小計にサービス料10%を加算


この設定だと、料金加減算をした後にテーブルチャージを加算します。


  • テーブルチャージ1人500円を加えた金額に、深夜料金10%を加算


この設定だと、テーブルチャージを加えた後の金額をもとに料金加減算します。


  • テーブルチャージを1人当たりでなく1テーブル当たりにする

この設定では、そもそもテーブルチャージを人数ごとではなく席ごとで計算します。


以上が店舗運用設定の解説です。

この店舗運用設定には、時間帯によって一部のメニューを非表示にすることが出来る機能も備わっています。詳しくは[店舗運用設定(メニュー切り替え設定)]をご覧ください。

0 件のコメント:

コメントを投稿