2013年5月10日金曜日

時間帯によって表示させるメニューを切り替える


利用する機能:[店舗運用設定]


お店のメニュー・価格を時間に合わせて切り替える機能です。


どうなるか:[オーダーを取るのが早くなります]


  • 同じお店でも、昼と夜で提供するメニューや価格が変わることは珍しくありません。
  • この機能は、時間帯に合わせてメニューの一部を表示・非表示に設定できます。
  • 名前は自由に設定でき、切り替えに要する手間もほとんどありません。

すべてのメニューをいつでも出しておくのではなく、
時間に合わせてメニューを出して、素早く、ミスなくオーダーを取れることが期待できます。


どうやって:[Waiter管理画面から行います]


ここでは、既に店舗運用設定が登録されているという前提で解説をいたします。
運用設定をこれから登録される場合は、まずはこちらからご覧ください。

まずは、この時間帯設定で運用する際に表示・非表示にするメニューの選択です。
商品の登録時に、その商品をどの店舗で表示させるかを選択したと思います。


この設定の後に同じ項目を見ると[適用運用設定]に、先ほど登録した運用設定が表示されます。


チェックのついた運用設定を適用した場合にのみ、この商品が表示されるようになります。

次に、現在の店舗の時間帯を指定します。
[店舗]、[店舗一覧]の順に進むと、店舗の一覧と現在の運用設定が表示されます。


この運用設定をプルダウンメニューから時間帯に合わせて選び、[更新]を押します。


実際にオーダー端末ではどのような表示がされるかを解説します。

端末側で特別必要な設定はありません。

ただし、ここまでの設定を同期させるためにサーバー同期が必要です。


同期したら[店舗]をタップします。


[運用設定]という項目に現在の運用設定が表示されているはずです。


右上の更新ボタンを押すと店舗情報の同期ができます。

メニューや料金を切り替えた際には、この画面を開き、同期を行い
正しく切り替わっているかの確認をオペレーションに組み込むことをおすすめします。

切り替えが確認できたら、メニュー画面に戻り、[注文]をタップします。


通常通り注文を取ります。すると表示されているメニューは、商品登録画面で取り扱い店舗の適用運用設定にチェックのついた物だけになっているはずです。


左上の[全商品]をタップするとその店舗に登録されているメニューがすべて表示されます。

お店のオペレーションにもよりますが
メニューを切り替える前か、切り替えた後でも注文を承るとした場合でも対応できます。


以上が店舗運用設定の解説です。

この店舗運用設定には、時間帯によって料金体系を細かく設定することが出来る機能も備わっています。詳しくは、先ほど運用設定を新しく登録する際に案内した[店舗運用設定(料金設定)]をご覧ください。

店舗の料金体系を細かく設定する


利用する機能:[店舗運用設定]


お店のメニュー・料金設定を時間に合わせて切り替える機能です。


どうなるか:[料金体系を自由に設定できます]


  • 同じお店でも、昼と夜で提供するメニューや価格が変わることは珍しくありません。
  • この機能は、時間帯に合わせた料金体系を設定できます。
  • 名前は自由に設定でき、切り替えに要する手間もほとんどありません。

今まで以上に詳細な料金体系を設定することが出来ます。
Waiterにお店を合わせるのではなく、お店にWaiterを合わせます。


どうやって:[Waiter管理画面から行います]


[店舗]をクリックして店舗一覧を表示し、設定したい店舗をクリックします。


[店舗運用設定一覧]をクリックします。


新しく作る場合は、[新規追加]をクリックします。


名称を始めとする詳細を設定します。


消費税率を設定することが出来ますが、当然ながら5%で設定してください。

時間帯別追加料金種別
その時間帯における、値引・値増、割引・割増を選ぶことが出来ます。
[小計から計算]と[合計から計算]の2通りから選べます。この違いについては後述します。


テーブルチャージ
席そのものに定められた料金。Waiterでは1人当たりで計算されます。

サービス料
一般的に接客そのものに対する料金。Waiterでは1会計につき発生します。

滞在時間通知
各運用設定ごとに3つまで設定できます。例えば90分で設定したとして
この時間帯に入店された方を90分以内に取引完了にしなかった場合、端末に通知が行きます。


例えば食べ放題などのお店を運営するとして、1組90分といった時間制限を設けるとします。

この図の設定を例にとると、まずは70分を過ぎたときに端末通知がきます。
それを確認したスタッフがお客様に「お時間終了20分前です」と伝えることが出来ます。

そのまま90分経過するまでに取引が完了していなければ90分を過ぎたという通知がきます。
スタッフは「お時間になりましたので、お会計をお願いします」と促すことが出来ます。

上記のように、Waiterがこの時間管理をしてくれますので
スタッフがわざわざ計算したり、そのためのシステムを用意する必要がなくなります。


時間帯別追加料金の[小計から計算]と[合計から計算]の違い


登録する項目についての説明を踏まえ
先述の時間帯別追加料金の[小計から計算]と[合計から計算]の違いについて解説します。

具体的な違いは、それぞれの設定での計算順序がどうなるかという点です。


【小計から計算】する場合の計算順序

[小計(A)] × [時間帯追加料金]     =     [小計(B)]

[小計(B)] + [テーブルチャージ]    =     [合計(A)]

[合計(A)] × [サービス料]            =     [合計(B)]


【合計から計算】する場合の計算順序

[小計(A)] + [テーブルチャージ]    =     [小計(B)]

[小計(B)] × [サービス料]            =     [合計(A)]

[合計(A)] × [時間帯追加料金]    =      [合計(B)]


つまり
「テーブルチャージ・サービス料を加える前後のどちらで時間帯別追加料金を掛けるか」
ということです。文字通り、小計から計算するか合計から計算するかということです。

使い分け方について、おおよその例を挙げます。


  • テーブルチャージは一律で1人500円。深夜料金として小計にサービス料10%を加算


この設定だと、料金加減算をした後にテーブルチャージを加算します。


  • テーブルチャージ1人500円を加えた金額に、深夜料金10%を加算


この設定だと、テーブルチャージを加えた後の金額をもとに料金加減算します。


  • テーブルチャージを1人当たりでなく1テーブル当たりにする

この設定では、そもそもテーブルチャージを人数ごとではなく席ごとで計算します。


以上が店舗運用設定の解説です。

この店舗運用設定には、時間帯によって一部のメニューを非表示にすることが出来る機能も備わっています。詳しくは[店舗運用設定(メニュー切り替え設定)]をご覧ください。